必殺仕事人2018面白かった 必殺は世に残すべき伝統

必殺のコアなファンは、前期必殺シリーズすなわち15作目「必殺仕事人」(1979~1981放送)以前のハードな作風を好む人が多いようだ。

時代が下ってシリーズが進むにしたがって増えていったコメディタッチやギャグ要素、パターン化した展開や掛け合いは苦手だという人もいる。

前期のハードな路線。後期に固まっていったお決まりパターン
どちらも必殺であり、長いシリーズを通してそれらの要素はもはや伝統と化している言ってもいいと思う。

他の時代劇のように勧善懲悪のストーリーではなく、悪が悪を裁くというコンセプト。
犠牲者たちは結局救われずに悲壮な死を迎えるというリアル路線。
独特のカメラワーク。
過剰とも思える出陣シーンや殺陣の演出。
八丁堀の不妊ネタ。

どれも必殺で、どれもいい。それはもはや伝統だから。

2007年に復活してい以降の必殺はジャニーズ偏重でどうも受け付けなかったが、本日(1月7日)放送された必殺仕事人2018は普通に面白かったし、40年以上に渡って連綿と続くそれらの必殺の要素がバランスよく配合されていたように感じた。

ストーリーやキャラにも深みを感じたし、東山や松岡も役が板についてきた感じで違和感なく見れた。
遠藤憲一は必殺にうってつけの俳優だと思う。やはりこういうシブい仕事人もいないとね。

そして今回悪役の親玉、壬生の幻楼を演じた奥田瑛二はさすがの名演。(奥田瑛二の仕事人というのも見てみたい。)

(爆弾での自爆テロ多発というという設定は時代背景的にもいかがなものかと思ったのと、故・藤田まことが映像だけ出演していたが、いい加減中村主水は眠らせてやれよと思った。)

近年は1~2年に一度のスペシャル番組としての制作・放送だが、このクオリティを保てるなら来年もまたぜひ見たいし、願わくばまたいつかシリーズ化してほしいものである。

後の世に引き継ぐべき伝統でもあると思うから。

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