漫画「北斗の拳」より 聖帝サウザーの名言集
ケンシロウのセリフ「お前はもう死んでいる」があまりにも有名な漫画「北斗の拳」ですが、他の登場人物にも数多くの名言が存在します。
数多く登場する熱き男たちの中でも、悲劇的な宿命を背負い読者の心を揺さぶるような名セリフを残したのが、南斗六聖拳「将聖」を司る聖帝サウザー。
優しき心を持つがゆえに歪んでしまった悲劇の暴君、サウザーの名セリフを紹介します。
聖帝サウザーの名言集
おれの拳 南斗鳳凰拳に構えはない!!
構えとは防御の型 わが拳にあるのは制圧前進のみ!!
南斗聖拳最強の南斗鳳凰拳を習得し「将星」を司るサウザーは聖帝を名乗り、民衆を酷使して聖帝十字陵の完成を急がせていた。
覇道をは往こうとする彼は、野心に満ち暴虐の限りを尽くしていた。
行くぞケンシロウ!!
天空に極星はふたつはいらぬ!!
サウザーは南斗鳳凰拳の他にも、その体質に大きな秘密がありケンシロウの北斗神拳が通用しない。
それは心臓と秘孔の位置が左右表裏逆という生まれ持っての得意体質であることをケンシロウは見破る。
愛ゆえに人は苦しまねばならぬ!!
愛ゆえに人は悲しまねばならぬ!!
滅びるがいい 愛とともに!!
ケンシロウとの戦いの最中、サウザーの背負った悲劇的な過去が明らかになる。
それはかつて南斗鳳凰拳の伝承のための最終儀式として、自らの最愛の師をそれと知らずに殺害してしまったこと。そのあまりの悲しみゆえに彼の性格は歪み、愛を完全否定する暴君へと変貌したのだった。
極星はひとつ
天に輝く天帝は南十字星
この聖帝サウザーの将星なのだー!!
フッククそうか… 鎧もはがれ翼までもがれたというわけか
だが!! おれは聖帝サウザー!! 南斗六星の帝王!!!
ひ…退かぬ!!媚びぬ省みぬ!!
帝王に逃走はないのだー!!
サウザーの得意体質の秘密を見破ったケンシロウの北斗神拳の前に劣勢に立たされてなお、帝王としての姿勢を崩さないサウザー。
お…お師さん
む…むかしのように… もう一度ぬくもりを…
サウザーが完成を急がせていた聖帝十字陵も、実は彼の愛した師オウガイのための墓標だった。
その十字陵とともにサウザーの野望は崩れ去る。