新・必殺仕置人~第8話「裏切無用」~名セリフ集
「新・必殺仕置人」 1977年放送
必殺シリーズ第10作目。
必殺仕置人の続編で、主水と念仏の鉄は引き続き登場。新たな仲間として竹鉄砲を使う巳代松、絵草紙屋の正八、おていらが登場し、元締めの虎のもとで行われる殺しの競売で仕置を競り落とす。
第8話「裏切無用」から名セリフを紹介します。
巳代松「おい念仏。なにかスカッとすることねえか、おい。」
念仏の鉄「スカッとさわやか?そんなものこの世の中にあるわけねえだろ。」
暇を持て余した二人の会話。「スカッとさわやか」は当時のコカ・コーラのキャッチフレーズだったようです。たしかに江戸の世にはあるわけないですね(笑)
念仏の鉄
「ところが世の中そう甘くはねえんだ。上の奴らは弱みを握られるのを嫌うもんだし、俺たちは裏切られるのがなにより我慢できねえんだ。死んでもらうぜ。」
仲間から裏切りの疑いをかけらた主水に対して。
気心のしれた仲間内であっても、仕置人の掟(裏切り=死)を貫こうとする鉄。
普段は協力しながら仲良くやっているようにみえても裏切りに対しては厳しい制裁を課す。
命を削ってギリギリのところで仕事をする仕置人の、ドライでビジネスライクな関係性が垣間見える見ごたえのある回です。
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