必殺仕事人~第1話「主水の浮気は成功するか?~名セリフ集

「必殺仕事人」1979年5月~1981年1月 放送

シリーズ第15作目にして、原点回帰を図った「必殺仕事人」。

藤田まこと演じる中村主水を中心に、伊吹五郎や三田村邦彦、山田五十鈴、人間国宝の歌舞伎役者・中村鴈次郎など豪華キャストが顔を揃える。

必殺の基本設定に立ち返り、その後に続く必殺シリーズの原型となった。

必殺仕事人

主水の闇稼業復帰~第一話ならではの魅力~

 第一話「主水の浮気は成功するか?」より名セリフ集

主水

それにしてもこの十両。こりゃ使い応えがあるぞ

闇稼業から足を洗い、半年前から家族とともに八王子に転勤していた主水のもとに江戸南町奉行へ戻るようにと通達が届く。
江戸で主水を待っていたのは、八王子での働きに対する勘定奉行・稲葉からのお褒めの言葉と褒賞金の十両だった。

浮かれる主水。しかしその裏には、闇の世界の力が働いていた。

鹿蔵

御定法では晴らせぬ恨みを晴らすのが、あなたのお仕事じゃなかったんですか。中村さん。

主水

なんのことだかさっぱりわからねえや。晴らせぬ恨みがどうのこうの言ってたが、一人や二人叩き斬ったところで世の中変わるもんじゃねえ。いきがって危ない橋渡るのは馬鹿のやることだ。

江戸へ舞い戻った主水に、突然見知らぬ老人が声をかける。
町衆を相手に暴れまわり暴利をむさぼる勘定奉行所書役・戸ヶ崎兄弟を斬ってほしいという依頼だった。
自分の裏の素性を知る老人に戦慄する主水だったが、裏稼業に戻るつもりのない主水はしらを切ってやり過ごす。

主水

今度やるときはよくツラ確かめてやるんだな。はた迷惑だ。

その後ともに裏の仕事をすることになる、左門(伊吹五郎)との出会い。
左門は家老を斬って脱藩した男だが、自分の命を狙っているその家老の息子と主水を間違えて襲撃したのだった。

主水

この江戸に仕事人なんかもう一人もいやしねえ。みんな死んじまいやがった。

どぶ川の中で女房もろともズタズタに斬られて死んでいったやつ。
市中引き回しのうえ獄門さらし首になったやつ。
きれいな死に方したやつは一人もいねえ。

みんな苦しみながら闇の中に消えていきやがった。
俺はそんな仲間の死にざまをこの目で見てきたんだ。俺は金輪際そんな生き方したくねえんだ。

元締めの鹿蔵から裏稼業に復帰するよう勧められる主水。
しかし裏の世界に長く生き、仲間たちの壮絶な最後を見てきた主水は、もう足を突っ込む気はなかった。

(必殺シリーズでは、仕事人たちの最期はたいてい無残に描かれている。彼らは主人公だが、金で人の命を奪う悪人でもあるためハッピーエンドは訪れない。)

鹿蔵

三途の川の水音もすぐそばで聞こえるようになってくると、人はみな昔のことを考えるものだ。わしは何をやってきた?今までわしは何をやってきたのだとね。

そんなとき、冥土へ持っていく土産がないというのはひどく寂しいものなんだ。

中村さん、お前さんは気の毒なお人だ。何もかも失くしてしまったらしいが、わしにはある。胸を張って冥土へ持っていく土産がね。

これだ。この手は加納屋を殺った手だからよ。

主水に稼業復帰を促す鹿蔵の決めゼリフ。
結局、目の前に小判の山をちらつかせられた主水は「一度だけだぞ。」と仕事を引き受ける。

毎シリーズのように主水は足を洗っては、また復帰しています(笑)。
もう裏稼業から抜け出せない体になっているようです。

第一話ということもあって、主水の心の葛藤や新しい仲間との出会いなど、とても見ごたえのある回です。

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