必殺仕事人~第4話「主水は三途の川を避けられるか?」~名セリフ集

「必殺仕事人」1979年5月~1981年1月 放送

シリーズ第15作目にして、原点回帰を図った「必殺仕事人」。

藤田まこと演じる中村主水を中心に、伊吹五郎や三田村邦彦、山田五十鈴、人間国宝の歌舞伎役者・中村鴈次郎など豪華キャストが顔を揃える。

必殺の基本設定に立ち返り、その後に続く必殺シリーズの原型となった。

第4話ではゲスト仕事人として壬生の蔵人(みぶのくらんど)が登場。
故・丹波哲郎氏の名演が光ります。

第4話「主水は三途の川を避けられるか?」より名セリフを紹介していきます。

 上方の仕事人・壬生の蔵人~仕事人の意地のせめぎあい~

無題2

左門「壬生の蔵人?」

主水「聞かねえ名前だな。」

鹿蔵「誰一人その男の顔も知らん。その姿も、その生い立ちも。
ただ分っているのは殺しの際に鼓の音がして、鼓の調べが殺しの道具に使われているということ。」

主水「ふうん、鼓の調べとはなかなか風流じゃねえか。」

元締の鹿蔵のもとに、上方から謎の仕事人、壬生の蔵人が江戸に来ているという情報が入る。

更科屋金兵ヱ

「宴のあとは山吹色か。須賀様も笑いが止まらぬことだろう。」

悪役の一角、更科屋金兵ヱこと「サラ金」 。
名前からして金の亡者です(笑)

「おかしいぜ元締。そんなことやった連中をなんで俺たちが助けなきゃならねえんだよ。壬生の蔵人だかなんだか知らねえが、そいつが殺る前に俺たちが殺りゃいいんだ。」

「おもしろくもねえ。高利貸しの用心棒になんかなれるかよ。」

壬生の蔵人は老中の須賀遠江守を暗殺。蔵人の次の狙いは不正により権勢を欲しいままにする日寛大僧正であるらしいことが判明。
しかし奉行所の仕事人への追求が厳しくなることを恐れた鹿蔵たちは、これを阻止することに。
悪人を守ることに納得できない秀のセリフ。

壬生の蔵人

「三途の川のせせらぎが、すぐ耳元まで聞こえてきています。三途の川渡るには、渡り賃が入り用とか。」

鹿蔵

「大僧正の命を渡し賃にするつもりか。そうはさせませんよ。」

壬生の蔵人と直接会い、上方へ帰るように促す鹿蔵。しかし蔵人は病に侵され長くない命をこの仕事に懸けていた。

鹿蔵

「あれが仕事人だ。殺すことのほかは何も考えておらん。まあ仕事人の生き様がどんなものか、よく見ておくがいい。」

壬生の蔵人の決意に、鹿蔵は止めることを諦める。

壬生の蔵人

「仏に伺候(しこう)する身でありながら目に余る所業の数々。兄、関白殿も嘆いておられたぞ。」

蔵人は日寛大僧正を暗殺。蔵人に依頼したのは大僧正の兄である関白だった。

壬生の蔵人

「この世に最後に残った仕事人、壬生の蔵人とはこの俺だ。」

大仕事を終え、自ら奉行所に捕まる蔵人。

壬生の蔵人

「行きつく先は地獄の果てでも、お前ら江戸の仕事人のことは誰にも話しゃしねえよ。それが俺の仕事人としての心意気よ。」

江戸の仕事人のことを奉行所に白状してしまわないか危惧する主水に対して。
このあと病が悪化した蔵人は獄中で他界する。

命を懸けて最後の大仕事をやりきり、江戸の仕事人にも迷惑をかけずに全て背負って死んでいく。
クールな一匹狼の仕事人、壬生の蔵人の存在が光る回です。
この回は主水の殺しの見せ場は無しです。

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