ムーミン名言集~「ムーミン谷の十一月」より~

「ムーミン谷の十一月」 1970年 トーベ・ヤンソン

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秋の気配が深まる十一月のムーミン谷。
スナフキン、フィリフヨンカ、ヘムレン、ホムサ、ミムラねえさん、スクルッタおじさんの面々は各々の思いを秘めてムーミン屋敷を訪ねます。
しかしムーミンたちは旅に出ていて家の中はものけの空。個性的な面々はムーミン屋敷でちぐはぐな共同生活を送ることに。

「ムーミン谷の十一月」から名言を紹介します。

冬も間近な、ひっそりとした秋のひとときは、さむざむとして、いやな時だと思ったら大間違いです。せっせと、せいいっぱい冬支度のたくわえをして、安心な所にしまい込む時なのですからね。自分の持ち物を、できるだけ身近に、ぴったり引き寄せるのは、なんと楽しいことでしょう。自分の温もりや、自分の考えをまとめて、心の奥深く掘り下げた穴に蓄えるのです。

「ムーミン谷の十一月」

「おい、おまえさん、どこへ行く気だね。」
「わかるものか。そんなこと。」
と、スナフキンは答えました。

「ムーミン谷の十一月」

ああ、いやだなあ。もう、ぼくは自分がいやになった。なにか、ぼくの知らない、ちがったものになりたいなあ。

ヘムレン「ムーミン谷の十一月」

人の名前を忘れると、ちょっと憂鬱になりますが、自分の名前を忘れることができるのは、とても素晴らしいことです。

「ムーミン谷の十一月」

わたし、ミムラに生まれて本当によかったわ。頭のてっぺんから足のつま先まで、とてもいい気持ちだもの。

ミムラ「ムーミン谷の十一月」

父の日とか、母の日とか、しんせつなホムサたちみんなの日だとか、いやなこった。いや、わしは親戚や家族がきらいなんだ。でっかいさかなの日っていうのを祝えないもんかね。

スクルッタおじさん「ムーミン谷の十一月」

スナフキンにどんな手紙を書けばいいのか知っているのは、ムーミントロールだけでした。かいつまんで短く。約束するだの、恋しいだの、悲しいだの、ということは一切、これっぽっちも書きません。そしておしまいは、げらげら笑いだすような言葉で結ぶのです。

「ムーミン谷の十一月」

空想して、ネコがいるわ、と思えばいいのよ。そしたらもう、あんたにも、ほんとにネコがいるのよ。

ミムラねえさん「ムーミン谷の十一月」

ただ親切なだけで、人のことが、ほんとうに好きではないような友だちならほしくないや。それに、自分がいやな思いをしたくないから、親切にしているだけの人もいらないや。こわがる人もいやだ。ちっともこわがらない人、人のことを心から心配してくれる人、そうだ、ぼくは、ママがほしいんだ。

ホムサ「ムーミン谷の十一月」

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