「赤肉団上に一無位の真人あり」

「赤肉団上(しゃくにくだんじょう)に一無位の真人あり」 

「臨済録」より

a0006_001457

臨済宗の開祖、臨済の言葉。

赤肉団とは我々の肉体のことであり、誰の体内にも無位無冠の一人の真人がいるという。

誰もが自身の中に、まっさらな自分自身、霊性を持っている。

男でも女でもなく、肩書もなく、天才でも凡人でもない。偏屈でも愛嬌良しでもない。

そんな身体器官や脳の機能、または社会性などに一切依存しない真の自分自身の霊性である。

真人は口や鼻から自由自在に出入りして、また戻ってくるという。

臨済はそれこそが仏であると説く。仏は外に求めるものではなく、自身の中に常にある。

人間の意識、特に現代人はあらゆる制約に縛られて、真人に耳を傾けることは困難に思える。世間体やステータス、人間関係などに捉われず、本当の自分の声を聴くことができるか。

見せかけや誤魔化しではない、真の魂の満足へのキーはその辺りにあるのではないだろうか。

スポンサーリンク
adsense
adsense
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
adsense

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です