「翔べ!必殺うらごろし」より、おばさん(市原悦子)の恐怖の名言集

「翔べ!必殺うらごろし」は1978年~79年に放送された必殺シリーズの第14作目で、異色の時代劇「必殺シリーズ」の中でもさらに異色で、まさに異色中の異色の時代劇です。
必殺ファンの間では、シリーズ史上最低の視聴率を記録し、必殺を打ち切り寸前まで追い込んだことでも知られています。

どれくらい異色かを見てみたくてDVDを購入してしまいました。面白いかどうかについてはあえてコメントしません(笑)が、とにかく異色です(汗)

中古品 翔べ!必殺うらごろし (上巻) [DVD] [2006]

中古品 翔べ!必殺うらごろし (上巻) [DVD] [2006]
価格:18,000円(税込、送料別)

内容的には一言でいうと、オカルトをテーマにした時代劇です。

ポルターガイスト現象、テレパシー、憑依、予知などあらゆる超常現象がストーリーに無理やりぶっこまれていて、作中にはそれらに対する解説が入ります。

そんな斬新すぎる内容の中でも特に強烈なインパクトを与えるのが、市原悦子演じる「おばさん」です。

作中での名前はなく単に「おばさん」と呼ばれ、一見するとおっとりとした普通の中年女性ですが、実は過去の記憶を失くした凄腕の殺し屋というボーンアイデンティティのような設定です。

日本昔話のナレーションのようなおっとりした親切な会話で油断させた隙に一瞬で刺し殺すシーンは、”不意を突く”という点では必殺屈指といっても過言ではなくインパクトがあります。
なにせ普通のおばさんが談笑の最中にいきなり相手を刺すのですから(怖)
悪をもって悪を制す、外道をもって外道を殺すがコンセプトの必殺のなかでもかなり外道です。

そしてその後の決めゼリフも凄みがあってけっこう怖い(笑)
「翔べ!必殺うらごろし」からおばさんの名セリフをいくつか紹介したいと思います。

ちょいとあんた、命を落としたよ

「翔べ!必殺うらごろし」第一話「仏像の眼から血の涙が出た」より

(標的一行の後ろからそっと何気なく近づいていくおばさん)

 無題1

「ちょいと、落としたよ。」

「おいら別に何も落とさねえぜ。」

「こっち来てごらん。」

「何を落としたってんだよ。」

「これから落とすんだよ。」

「だから何を。」

(懐から取り出した匕首でいきなり刺す!)

「お前さんの、命だよ!」

地獄への一本道だよ

「翔べ!必殺うらごろし」第2話「突如奥方と芸者の人格が入れ替わった」より

(標的が通りかかる道で座り込んで佇んでいるおばさん)

「おい女、この道はどこへ行く?」

「一本道だよ。」

「どこへ通じていると聞いているのだ。」

「この道をずうっと行くと。」

(通りかかる相手を後ろから刺す!)

「地獄へ行くのさ!」

いのち頂きますの”い”

「翔べ!必殺うらごろし」第3話「突如肌に母の顔が浮かび上がった」より

(標的一行が通りかかる道端で焼き芋を焼くおばさん)

無題91

「お坊さんお坊さん、芋よく焼けてるよ。」

「お、芋か。ははは、うまそうだな。」

「物知りのお坊さん、いろは数え唄教えておくれ。いろはの”い”の字はなんていうの?」

「ん?犬も歩けば棒に当たるだ。」

「違うよ、おぼうさん。いろはの”い”の字は。」

(焼き芋を食べている標的を後ろから刺す!)

「いのち頂きますの”い”ですよ。」

いかがでしょうか。文字では伝わりにくいですが、市原悦子のおっとりした声と鬼気迫る表情もあってかなりインパクトがあります。
「うらごろし」の視聴率が低かったのは、おそらくテーマが斬新すぎたのと、作風がダークで不気味すぎて一般ウケしなかったのだと思いますが、この「おばさん」の殺しのシーンのためだけでも見る価値あるんじゃないかと思います。

スポンサーリンク
adsense
adsense
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
adsense

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です