「俺に話してるのか?」~映画「タクシードライバー」の名セリフ

映画「タクシードライバー」は1976年に公開されたアメリカ映画の名作です。

カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞し、巨匠マーティン・スコセッシ監督と名優ロバート・デ・ニーロの名コンビを世に広く知らしめた作品としても知られています。

その映画「タクシードライバー」の中から、映画史に輝く名言を紹介したいと思います。

静かな狂気を表現したサイコな名セリフ

タクシードライバー

俺に話してるのか?

You talkin’ to me?

一人鏡に向かって銃を構え、鏡の中の自分に話しかける主人公のトラヴィス。

このシーンの凄いところは、そのユーモアと共に強烈な違和感を感じさせる点です。単なるユーモアだけでなく、男が内に秘める狂気まで表現できているのはスコセッシの演出とデ・ニーロの演技力が噛み合った賜物でしょう。

このセリフ(シーン)は2005年にアメリカ映画協会が選出した「アメリカ映画の名セリフベスト100」10位にランクインしているそうです。

不眠症に悩まされている元海兵隊員のトラヴィスはタクシー運転手の職にありつきますが、社会の退廃や不正義に対して強い嫌悪感を抱きながら日々を過ごします。

夜歩き回るクズは 売春婦 街娼 ヤクザ ホモ オカマ 麻薬売人

すべて悪だ

奴らを根こそぎ洗い流す雨はいつ降るんだ

そんな日々の中、ある売春婦の少女と出会い、その置かれている境遇などを知り、自分自身が街を浄化してやるという強い信念に取りつかれてしまいます。

銃を4丁購入し過酷なトレーニングを一人行うトラヴィス。

計画は彼の中で静かに進行し、やがて実行の時が来る…。

社交性が低く孤独で、今でいう「空気読めない」的な性格のトラヴィス。
デ・ニーロの名演もあってか、すごくリアルにいそうに感じます。

実際、鏡の中の自分に向かって話しかけたことがある人はけっこう多いんじゃないでしょうか。

私たちの身の回りや同級生にいそうな、生き方が不器用でちょっとサイコパスな人物像、いや、私たちの心の中にもどこか存在しそうな狂気を巧みに描いた名作です。

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