花粉症患者の敵?スギの功罪~人間とスギの関係~

今年もついにやってまいりました。スギ花粉が大気中に舞い踊る季節です。

花粉症の人にとっては辛い季節ですよね…。と昨年までは人ごとのように言っていられたのですが、今年は私自身も発症してしまいました。

もともと秋の花粉には弱いほうで、暑さが徐々に遠のいていく9月頃からムズムズしだすのが常だったのですが、最近、陽気の良い日にはくしゃみと鼻水が止まらず、ついに春のほうも発症してしまったようです。

花粉症の人の数は年々増えてきていると言われています。原因ははっきりしないようですが、環境の変化により空気中のスギ花粉の量が増えてきているようです。

良質な木材が取れるスギ。

我が県(富山県)の県木に指定されているスギ。

一方で花粉症によって人々を苦しめてもいるスギ。

そんなスギの功罪について考察してみたいと思います。

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花粉症によって体がしんどいのはもちろんですが、発症することによって仕事の作業能率が著しく低下したり、仕事を休んだりしなければならないことも。
また休日の天気の良い日であっても花粉が飛んでいると考えると外出を控えることもあるでしょう。

それらによる経済的損失は計り知れないものがあると思います。

一説では日本人の4人に1人、3000万人以上が花粉症と言われています。そこからざっくり私が勝手に計算すると、花粉症によって年間約3000億円程の経済的損失が発生していると思われます。

じゃあスギなど伐採して根絶やしにすればいいという意見もあるかもしれません。(私もその一人です。)
しかし日本の森林面積の約18%がスギだと言われていますし、他の樹木と比較しても二酸化吸収素効率が高く環境保全にも貢献している一面もあります。

また根を地中深く張るため、山林の土砂災害の予防にも効果があり、なかなか簡単に伐採しろとは言えないようです。

人にとって有益でもあり、時として人を苦しめるスギ。

現在では花粉の少ないスギなどの品種改良を行ったり、人間の生活圏域のスギを伐採したりといった取り組みも行われているようですが、花粉症患者は減らず増加傾向にあるようです。

経済的ダメージも大きく、症状がつらい花粉症。
原因であるスギを「何とかしてくれ」と言いたいところですが、スギと人間のこの悩ましい関係はこれからもしばらく続きそうです。

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