至高の大河ドラマは「花の乱」である。異論は認めない。

NHK大河ドラマ「真田丸」が好調らしい。
一部からは現代ドラマのような軽い演出を酷評する声もあるが、視聴率は好調をキープしているようだ。

三谷幸喜が演出、堺雅人主演ということで面白そうではあるが、僕は観ていない。

近年の大河ドラマは観る気が全くしない。たまたまテレビに映っているのを見る機会があっても、まるで塩気の足りないスルメを噛んでいるように味気なく思えてしまう。

僕の中で大河ドラマは小学生の時に死んだ。

僕が小学生の時、熱狂的にハマッた大河ドラマが「花の乱」(1994年放送)である。
ファンの間では大河史上ワーストという不名誉な視聴率と共に語られることも多い「花の乱」だが、これこそ大河史上に輝く至高の作品であると僕は確信している。

「花の乱」は、戦国時代の幕開けとして名高い「応仁の乱」の前後を中心としたストーリーで、それまで大河ドラマでは取り上げられることがなかった時代(室町時代中期)にスポットを当てている。

一部から「暗い」と揶揄される重厚で幻想的なストーリーは、まだ闇の中に魑魅魍魎が巣食っていた時代をうまく表現しているし、市川團十郎、新之助(現・海老蔵)、野村萬斎ら歌舞伎や狂言などの伝統芸能の重鎮らの演技と佇まいは、作品に重みを加えている。
その他、萬屋錦之助や三田佳子などの往年の名優や、草刈正雄、ルー大柴も真に迫った演技を披露している。(ルーは若干大根くさい演技だが、それが良いアクセントになっている。)

全体的には御所内のドロドロとした権力闘争を描いており、「チャングムの誓い」などにハマッた宮中劇好きの人も必見だ。

その重厚さ、幻想的な情緒、伝統に裏打ちされた役者たちの演技。どれをとっても近年のホームドラマみたいな大河の作風とは一線を画している。

小学生の頃、月曜日は親友と「花の乱」の話題で盛り上がり、その勢いでクラスにいたアメリカ人留学生に「足利義政って知ってる?」と話し掛けて、アメリカ人特有の肩をすくめる仕草で無視されたのもいい思い出だ。

ただ残念なのはあまり人気が無いせいか、近所のツタヤからそのDVDが撤去されてしまったことだ。
最近のツタヤはおかしい。
韓流のスペースばかり増やしているのはまだしも、大河コーナーでも僕の好きな作品ばかり撤去され始めている。
「黄金の日々」も最近店頭から消えた。どういうことだ?

DVDの購入を検討しているので、いずれこのブログでもその輝く名言を紹介できると思う。

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