大河ドラマ「黄金の日々」より~織田信長の名セリフ

強いカリスマと先見性。戦国の世を統一へと導いた実績。そして非業の死。
そのドラマチックな生涯と人物像から日本人の心を惹きつけ、日本史上の人物でおそらく最も多くの作品で演じられているであろう武将、織田信長

今まで多くのドラマで多くの俳優が演じてきて、どの信長さまもそれぞれ特徴がありますが、僕のお気に入りは大河ドラマ「黄金の日々」(1978年)の信長です。高橋幸治さんが演じています。
Dfbb■DVD■黄金の日々 完全版 松本幸四郎/全13巻 邦画

スゴみのある演技もさることながら、セリフまわしがかっこいい。
「黄金の日々」より、信長の名セリフを紹介します。

大河ドラマ「黄金の日々」より 信長の苛烈な名セリフ

ougonn

(比叡山焼き討ちを指示する信長を諫める光秀に対して)

光秀。そちは知らぬのか。叡山の坊主どもというのは、ありゃムジナぞな。
そうとも。大ムジナが坊主に化けて叡山に住み着き、世々の天子や民を騙し続けてきたのだ。
大騙りも七百年も続けば、もっともらしい権化となるによって、このあたりでわしが大鉄槌を下し目を覚ましてやろうと思う。
いわばムジナの巣の大掃除よ。

(山にいる僧兵以外の女や子供に引き口(逃げ口)を与えなければならないという秀吉に対して)

引き口はいらぬ。有知無知の僧たるを問わず、女子童にも呵責は無用。山中の人影は皆斬り捨て、形あるものには火を放つ。全山人気なき焼け山にしてしまえ。

近年の研究では信長の実像や比叡山焼き討ちの実態については諸説あるようですが、「黄金の日々」の信長は非常に苛烈な性格に描かれています。

(信長に敵対する荒木村重の陣営から降伏してきたキリシタン大名、高山右近に対して)

右近。わしに仕えて今一度、高槻領を治めよ。知行も旧に倍する四万石を与えよう。
己一人が武士の面目にこだわって死をとるより、生きて領内の数万のキリシタンを守ってやるほうが理に適ったことだとは思わんか。

村重めはわしを極悪非情なものとして反旗を翻した。しかし顧みてみよ。村重の周囲に及ぼす恩情は、あらゆる物事を下劣下等なものに変えてしまってはいないか。
きゃつはしばしば敵にも情を施し、己も敵に情を求めた。そういうことがどれほど戦の摂理を汚してきたか。

きゃつのごとき愚劣な者には構わず、おぬしはさらに先に進め。十字の旗をかざしてもっと戦う者となれ。

覇道を往く信長だからこそ言える、最高にかっこいい名ゼリフ。

スポンサーリンク
adsense
adsense
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
adsense

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です