「二虎競食と駆虎呑狼」荀彧から学ぶビジネスセンス~横山光輝「三国志」より

横山光輝「三国志」より、ビジネスシーンで応用できる名シーンや名言を紹介します。

今回は曹操の名参謀である荀彧(ジュンイク)が献策するシーンから。

天下に覇を唱える曹操が恐れる二人の男。
劉備と呂布が手を結んだことに戦慄する曹操に対して、荀彧が一つの策を進言します。

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二虎競食の計は、二匹の虎に一つの餌を与えて互いに争わせて弱らせるというもの。
二匹の虎というのはもちろん劉備と呂布のこと。
まあ早い話が同士討ちです。

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しかしこの策略は劉備に見破られて、うまくかわされてしまいます。

そして荀彧はすかさず次の計略に移ります。

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駆虎呑狼の計は、豹を虎にけしかけて留守になった虎の穴を狼に狙わせるというもの。
二虎競食よりも少し複雑になりましたが、これもまあ同士討ちですw
そして見事にこの策がはまり、劉備と呂布は争うことになります。

この策略はおそらく史実ではなく三国志演義の創作だと思われますが、曹操の名参謀である荀彧の有能さを示すエピソードとなっています。

実際に荀彧は非常に優れた人物(おまけにイケメン)であったらしく、若い頃からその能力を「王佐の才」と評価され曹操の覇業に大きく貢献しています。

曹操が天下に覇を唱えることができたのも、彼を上手く使いこなしたからこそと言えるかもしれません。

さて、ここから学べるビジネスの極意は…。
といっても実際に二虎競食の計や駆虎呑狼の計がビジネスシーンで応用できる機会はほとんどないと思いますw

ここで学ぶべきは荀彧の「想定力」です。
一つ目の策が失敗に終わったとみるや、すぐさま状況に適した次の策を提案する荀彧。
このシーンでは、策が失敗した場合のこともあらかじめ想定して、第二、第三の策を事前に練っておく彼の「想定する力」と用意周到さを表しています。

囲碁や将棋の世界においても、何手先まで局面を予想できるかが勝負の分かれ目となることが多いそうです。

ビジネスにおいても、どちらに転ぶか不確定な要素が多く有りますが、いろいろなパターンを想定し、状況に合わせて柔軟に対応する策をあらかじめ練っておくことが大切です。

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